2-5. オンラインスクールをつくるまでの全体像
オンラインスクールをつくるまでの全体像 — ここから最短ルートを選ぶ
このレッスンでは、オンラインスクールが完成して販売するまでの大まかな流れをご紹介します。今の自分がどこからスタートするとよいか、参考にしてください。
まず「スタートライン」を決める
これから取り組んでいただくレッスンは、今の自分がどこに立っているかによって変わってきます。すでに「これを作りたい」というものが決まっている方は、作りたいものを考えるパートを飛ばして進めていただいて構いません。一方で、そもそも自分に何ができるのかがまだ分からないという方は、「自分探し」のパートから取り組んでいくのがおすすめです。それぞれのニーズに合わせてレッスンをご用意していますので、自分に合うところを選んで進めてみてください。
ゼロから始める場合の流れ
まだ何を作るか決まっていない、ゼロから始めるという方向けには、大きく分けて6つのパートが用意されています。
◆ ①自分の強みを見つける
必ずしも自分の強みを活かさないとオンラインスクールが作れないわけではありませんが、強みと絡めた商品はオリジナリティが出て作りやすくなります。まずは自分にどんな強みがあるのか、その種を探していきます(カリキュラムでは第4章「強みを発見・自分の宝を見つける」が対応します)。
◆ ②お客様像とニーズを確認する
「何を作ろうかな」という視点よりも先に、「誰を喜ばせたいのか」を考えていきます。作れるものを作るのではなく、求められるものを作った方が売れるからです。お客様は誰なのか、その人がお金を払ってでも解決したいことは何なのかを確認していきます。
◆ ③商品コンセプトを決める
自分の強み・経験・知識で、そのニーズが解決できそうであれば、商品として形にできそうだということになります。ここまでが商品コンセプトを決めるステップです(第5章が対応します)。
◆ ④カリキュラムと台本を考える
商品コンセプトが決まったら、オンラインスクールとして何をどんな順番で教えていくかというカリキュラムを考え、各レッスンで話す内容の台本や、その場で使う資料を考えていきます(第6章が対応します)。
◆ ⑤試してブラッシュアップする(必要に応じて)
まだ扱ったことのない内容であれば、いきなりオンラインスクールとして仕上げる前に、Zoomなどでモニター開催をして何人かに試してもらうと、カリキュラムをより良い形にブラッシュアップできます。
最初はライトな講座で「一通り作る練習」がおすすめ
いきなり本気の講座を作ろうとするのではなく、500円〜1,000円ほどで販売してもいいくらいの、ライトなオンラインスクールから始めてみることをおすすめします。作成から販売までを一通り体験してみることがとても大切で、どんなことも最初の1本目が一番作りにくいものです。一度作ってしまえば、2本目・3本目は驚くほど作りやすくなります。
💡 この「一通り作ってみる」流れをダイジェストで体験できるおまけレッスンもご用意しています。1本あたり60〜90分ほどとボリュームはありますが、朝活のライブ配信で実際にみんなで作ったワークショップの録画です。同じように取り組んでみると、流れがつかみやすくなります。
すでに講師経験がある・作るものが決まっている場合の流れ
すでに講師経験がある方や、作るもの・カリキュラムまで決まっている方は、次のような流れで進めていきます。
◆ オンラインスクール向けの話し方を学ぶ
リアル講座での話し方と、オンラインスクール形式に適したカリキュラム・話し方は異なります。すでに講師経験がある方も、この部分は一度学んでおくのがおすすめです(第6章が対応します)。
◆ 台本とスライド資料
台本ができたら、スライド資料も作っておくと理想的です(必須ではありません)。慣れていない方は台本を作ってからスライドを作る流れがおすすめですが、慣れている方はスライドを見ながら話す内容を思いつけることも多いので、台本を作らずにスライド作成へ進んでも構いません。
◆ 撮影前に、先に販売ページの文章を作る
撮影の準備が整ったら、実際に撮影する前に、先に販売ページの文章を作っておくことをおすすめします。人に紹介する文章を考える過程で、カリキュラムを少し変更したくなることがあるためです。撮影を終えたあとに変更するのは大変なので、先に販売ページの文章を仕上げておくと後の修正が少なく済みます。
◆ クレジット決済の準備は早めに
オンラインスクールでは、決済が完了すると自動でログイン情報が届き、視聴できるようになる仕組みを目指します。そのためにはクレジットカード決済代行会社にアカウントを作る必要があり、選択肢はPayPalとStripeの2つです。それぞれの特徴やアカウント作成・設定方法をご案内していますので、意外と時間がかかるパートとして、販売直前ではなく早めに着手しておくのがおすすめです。
💡 PayPalやStripeの画面・仕様は時期によって変わることがあります。案内と現在の画面表記が異なる場合は、各サービスの最新のヘルプに沿って読み替えてください。
◆ 撮影のポイント
撮影する際、画質はそれほどこだわらなくても、オンラインスクールとしては十分成立します。一方で音質は聞き取りにくさがクレームにつながりやすいポイントなので、こだわっておくと安心です。
◆ システムへの反映と、販売後の改善
録画データができたら、オンラインスクールシステムの使い方に沿って1つずつ設定していきます。販売を始めたら、アンケートや手応えをもとに改善を続けていく段階に入ります。お客様の声を聞きながら、必要に応じてレッスンを追加していくなど、改善は販売後もずっと続いていくものになります。
カリキュラムの章立てとの対応関係
ここまでの流れを、実際のカリキュラムの章に当てはめると次のようになります。
- 第6章(商品構成):カリキュラムの考え方、台本の書き方のコツ。6-5「台本を執筆しましょう」で1〜2本練習してみて、手応えがあれば台本を作る代わりにスライド作成に進んでもかまいません。まだ慣れていない方は、上から順に1つずつ取り組むのがおすすめです。
- 第7章(販売準備):コピーライティングとは何かというところから、販売ページの文章を作るコツまでを扱います。7-9までで一段落です。7-10〜14は、もっと売れるようにするための改善アイデアなので、このタイミングで取り組んでも、先に販売してから改善として取り組んでもどちらでも構いません。
- クレジット決済の章:PayPal・Stripeそれぞれのバージョンでアカウント作成から設定までをご案内しています。すでにPayPalを利用している方は、案内している仕様と異なる場合があるため、その章の一番下にある「旧仕様」のセクションを確認してください。判断に迷う場合は、その章の最初のレッスンの説明を参考にしてください。
- 第8章(商品作り):8-1〜8-8で撮影の準備とコツ、実際の撮影を扱います(編集はしないことをおすすめしていますが、編集したい場合の考え方も触れています)。8-9以降でオンラインスクールシステムの箱作り、講師プロフィール、特定商取引法に基づく表記など必要な法的表示の設定に進みます。テンプレートを用意しているので、穴埋め形式で自分用に仕上げられます。ここは1つも飛ばさず順番に設定するのがおすすめです。飛ばしてしまうと、購入後にレッスンページへ進めない、お礼のメールが届かないといったトラブルにつながることがあります。8-23以降では録画データのアップロードと、動画の下に補足の文章を入れる資料の作り方をご紹介しています。8-28以降では、テスト購入でクレジット決済がきちんと機能しているかを確認する方法や、販売の告知方法を扱います。
最後は改善のパートです。自動化のアイデアや広告の活用、お客様の声の拾い方、販売のボトルネックの見つけ方などをご紹介しています。1回販売してみたあとに、ぜひ取り組んでみてください。
まとめ
ゼロから作っていきたい方は、カリキュラムを考える前に「自分の強み」や「お客様のニーズ」を確認するパートから進めていきます。すでに講師経験がある方・作るものが決まっている方は、基本的に第6章から取り組み、撮影やシステム構築は第8章から進めていく流れになります。ご自身がどちらの流れに近いかを踏まえて、ゴールをイメージしながら1つずつ取り組んでみてください。
情報源:本レッスン動画(文字起こし)をもとに構成
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